ZEH BUILDERゼッチビルダー

ZEHの家づくりの標準化に向けて

「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。
建物の断熱性能を高めて、高効率な設備を導入することによって消費するエネルギーを少なくすることで「省エネ」を実現するとともに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを創り出す「省エネ」によって、エネルギー収支が正味ゼロになることを目指した住宅のことをいいます。
その実現に向けて、まずは2025年度以降はすべての新築住宅に2021年度まで最高等級であった「断熱等級4」が義務化されます。さらに2030年には省エネ基準の水準が引き上げられ「ZEH基準」が標準仕様になるところまで時代がやってきました。

*1 HEM(ヘムス):
Home Energy Management Systemの略。家庭で使うエネルギーを節約するための管理システム

① 省エネ性能に優れた住宅を作ろう

【基準①】住まいの熱を快適にコントロール
屋根・外壁・窓などの性能に関する基準(外皮基準UA値)を満たし、魔法瓶のような構造にしよう

日本は南北に長く地域によって温熱環境が異なる為、地域によって推奨する省エネ基準値が段階的に決められています。
お住いの地域の数値を目安に断熱性能を決めていきましょう。なお、数値が低いほど断熱効果が高くなります。

断熱区分
(UA値)
地域区分 1地域 2地域 3地域 4地域 5地域 6地域 7地域 8地域
代表的な都市 旭川 札幌 盛岡・日光 仙台・大田原 新潟・宇都宮 東京・大阪 宮崎 沖縄
上位等級* HEAT20 G3 等級7 0.20 0.20 0.20 0.23 0.26 0.26 0.26 -
HEAT20 G2 等級6 0.28 0.28 0.28 0.34 0.46 0.46 0.46 -
2030年 ZEH基準 等級5 0.40 0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60 -
2025年 基準 等級4 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 -

*政府が2023年までに平均化を目指している基準

栃木県内は山間部から平地まで豊富な環境である為、3~5地域と広く区分されています。
(鹿沼市の場合:5地域 UA値=0.6[W/m2K]以下)

【基準②】住まいのエネルギーを賢く使う
冷暖房、換気、給湯、照明など住宅で使う基準(一次エネルギー消費基準)を利用しエネルギーを上手に使おう

*2 一次エネルギー消費量:
暖房・冷房・換気・給湯・照明の5項目を算定したもの

住宅の家電製品には「省エネルギーラベル」が明示されていますので、基準達成率の高い製品の中からエアコンや給湯器、LED照明などを選ぶようにしましょう。
さらに太陽光パネルや蓄電池を導入する事で、よりお得で快適な暮らしを実現できます。

②基準を満して 補助金をもらおう

補助金を利用して無理な出費を減らし、快適なくらしを実現しませんか。弊社は国土交通省・環境省・経済産業省の3省連携で進めている「ZEH支援事業」に積極的に取り組むべく、環境共創イニシアチブ(Sii)に登録している「ZEHビルダー」で、補助金を取得できる業者です。

A 2024年の
ZEH補助金について

事業内容 補助額の目安
ZEH支援事業 ZEH 55万円 or 100万円
ZEH+ 100万円

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業のホームページが開設されました。
「戸建ZEH」より補助金における様々な情報が入手できますのでぜひご覧ください。
https://zehweb.jp/house/

B ZEH受託率の目標値の公開

2016年度に「ZEHビルダー」となってから毎年 受託率の公表をしています。

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2025年度
目標 10% 20% 30% 40% 60% 20% 10% 10% 50%
実績 0% 34% 0% 0% 0% 0% 0% 0% -